げろりん式ポケモン塾

ワタッコが好きです

SV シーズン12 最終レート2087(78位)【ランドカイナ鉄壁サイクル】パーティー紹介

こんにちは、げろりんと申す者です

今回はシーズン12でポケモンSVに入ってから初めて最終2桁順位を達成することができたので、使用パーティーを紹介していきたいと思います。かなり納得のいくサイクル構築を組むことができたので、来期からルールが変わってしまう可能性もありますが、ぜひ暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。

TN エミリア 最終レート2087 78位

【構築経緯】

まず、前期は対面寄りの構築を使っていましたが噛み合いの要素がかなり強く、そこそこは勝てても最終的に勝ち切ることは難しいと思ったので、今期はサイクル構築を組むことに決めました。そこで目を付けたのがH154-B108の圧倒的物理耐久とドレインパンチによる回復でメジャーな物理ポケモンの相手を一体でできるHBベーステツノカイナで、このポケモンを軸として構築を組み始めました。

組み始め当初の構成

HBテツノカイナを軸にするにあたって、カイナが明確に不利を取ってしまう強力な特殊アタッカーであるハバタクカミ、サーフゴー、ガチグマなどに強いポケモンが必要になりますが、その役割はHDベース水オーガポンに任せることにしました。

さらにこれだけでは火力不足気味なこと、水オーガポンはHDベースとはいえテラスを切っていない状態で眼鏡ハバタクカミなどに受け出しするのは荷が重いことを考えて、それらを誤魔化せる枠としてHDベース鉢巻霊獣ランドロスを採用して基本選出が完成。カイナ水ポンとそこそこ相性補完がいいことに加えて、特性の威嚇でサイクル補助ができる点を評価しました。

この3体を基本選出として100戦ほど回して浮かび上がってきた問題点として特に重要なものは

カイリューやオーガポン、ウーラオスなどが積み技を強引に積んできた場合、テツノカイナが押し負けてしまう

②キラフロルをはじめとしたどくびし展開が非常に辛い

③テツノツツミに一方的に蹂躙される

ことだったので、それらを克服する方法を補完枠に求めました。

まず①に関しては遭遇率が非常に高いポケモンなので基本選出で対応できるように考えていたところ、うドんさん(@hanamaru_poke)から残飯持ちの鉄壁ボディプレステツノカイナの案をいただき、型をそちらに変更しました。積み合いに強くなることに加えてメインウェポンがボディプレスになることでAに回していた努力値を全て耐久に回すことができたので、テツノカイナがさらに強靭な物理耐久を得ることになりました。

次に②について、毒タイプのポケモンを採用することがどくびし展開を対策する上での近道だと考え、相手がどくびし展開で来そうな場合にオーガポンに代わって選出できるようにHS厚底ブーツテツノドクガを採用しました。ブーツドクガを採用した副産物として、カイリューサーフゴーの並びやアローラキュウコン入りに対しても強く出ることができました。

③については、テツノツツミ自体の採用率がそこまで高くないことを考えて、汎用性の高いポケモンでやんわりとツツミに強い枠を考えた結果、HBベース眼鏡ハバタクカミを採用するに至りました。ツツミにそこそこ強いことに加えて、鉢巻ランドロスとの相性も非常に良いです。

最後の1枠として、パーティー全体の素早さが足りておらず相手のアタッカーを上から殴れるポケモンが必要だと考えASスカーフ悪ウーラオスを採用して、構築が完成しました。

 

【単体紹介】

ハバタクカミ

調整意図

H:16n-1
HB:特化ハッサムバレットパンチを最大乱数以外耐え
C:余り できるだけ高く
DS:端数

HB眼鏡ハバタクカミです。HBにここまで振ることでハッサム対面で合法的にマジカルフレイムを押すことができ、大体の物理技を一発は耐えることができるので使用感はとても良かったです。鉢巻ランドロスとの相性が非常に良いことに加え、重めなテツノツツミやガチグマと殴り合うことができる数少ない駒なので選出時はとても活躍してくれました。最後の技は炎オーガポンに抜群で刺さるパワージェムにしていますが、どうせ耐えられるのでバトンタッチ対策で滅びの歌にしてもよかったかもしれません。

 

悪ウーラオス

調整意図

ASぶっぱ

意地ASスカーフ悪ウーラオスです。悪テラスによってリーチが伸びた暗黒強打は非常に強力で、中途半端に耐久に振っているオーガポンを一撃で落とせたり、カイリューをマルチスケイル込みでもゴリ押していける火力が魅力的でした。

基本的にはランドロスと選択で選出し、初手のスカーフとんぼ返りからカイナか水ポンの有利な方を後出しする流れで試合を有利な展開に持っていくことを目指します。

スカーフ悪ウーラオスはあまり想定されていないのか、初手の眼鏡テツノツツミを無償突破したり、スカーフサーフゴーや眼鏡ハバタクカミでの処理ルートを考えている相手に上から暗黒強打を刺してeasy winを拾うことも少なくなかったです。

余談ですが、この悪ウーラオスは僕が剣盾で初めて最終2桁を取ったときに使用していたものと同じ個体で同じ努力値振り、持ち物まで一緒です。世代を超えてもスカーフ悪ウーラオスは最高のポケモン

 

水オーガポン

調整意図

H:ぶっぱ
A:最低限火力も欲しいので意地11n
D:余り

基本選出の1体、水オーガポンです。主にガチグマなどの特殊アタッカーやヘイラッシャ、キョジオーンなどの低速耐久ポケモンを役割対象として選出していきます。 技構成は役割上必要な光合成と身代わり、つたこんぼうまでは確定で、最後の1枠は悩みましたがサイクル補助ができて受け回しにも強くなるやどりぎのタネを選びました。相手の水ポンに何もできませんが、テツノカイナやランドロス、悪ウーラオスで多少は誤魔化しうるのでそこまで問題ではないと判断しました。

身代わりはこのポケモンと非常にマッチしていて、クレセリアトリックルームからガチグマにつなげてくる構築に対してはクレセリアに水ポンを後出しして三日月の舞のターンに身代わりを貼ることでテラスして光合成連打でトリルを枯らすことができるので、シーズン通して一度も負けませんでした。また受けループに対してもこのポケモンでやどみがして相手を削ってから鉢巻ランドロスを通せば大体勝てるのがストレス少なくてよかったです。

 

霊獣ランドロス

調整意図

H:16n-1
A:余り
B:端数
HD:187ハバタクカミのムーンフォースを大体2回耐え、205ガチグマのブラッドムーン+真空波確定耐え
S:準速キノガッサ+3

基本選出の1体、霊獣ランドロスです。初手にハバタクカミやガチグマと対面した際、裏に引かずに地震を撃っていけるようHDに厚く振っています。電磁波無効なのも非常に偉く、カイリューやハバタクカミの電磁波を恐れずに立ち回ることができました。

Aは性格補正だけでほとんど振っていませんが、元のA種族値が高すぎるのと鉢巻を持っているのでB振りハバタクカミ程度なら確定で落とせるほどの十分すぎる火力でした。

基本的には初手に出して威嚇を入れつつ特殊アタッカーには居座り、物理アタッカーならとんぼor素引きでカイナ引きから有利展開に持ち込むような運用のしかたを心掛けていました。

 

テツノドクガ

調整意図

H:ぶっぱ
HB:意地炎オーガポンのテラスつたこんぼうを確定耐え
C:無振りオーガポンをヘドロウェーブで93.7%
D:余り
S:最速イーユイ+3(ガブリアス抜き)、大体のオーガポンを抜ける

厚底ブーツテツノドクガです。このポケモンの役割は相手のどくびし展開やアローラキュウコンを対策することと、相手に眼鏡ハバタクカミのムーンフォースを渋らせること、ハバタクカミやサーフゴーに後出ししていくことです。基本的には水オーガポンを優先して選出し、相手のパーティーにガチグマがいない場合や前述のポケモンがいたときに選出していきます。

テラスタイプは、相手の眼鏡ハバタクカミがシャドーボールを押してきたときに行動回数を確保するためにノーマルで採用しました。特殊は案外硬いので、テラスすればツツミのドロポンも2回耐えます。

このポケモンは使い始めたばかりだと物理柔らかいし火力も微妙であまり強さを感じませんが使い続けると強さがわかってくるポケモンで、最後の3日間くらいから信用できるようになり、選出率も元々1割くらいだったのが4割くらいになりました。補完枠の選出率が4割って、もはや補完どころではない気もします。

 

テツノカイナ

調整意図

H:16n+1 残飯効率最大
B:特化
D:余り

本構築のMVP、HBテツノカイナです。圧倒的な物理耐久を鉄壁によってさらに底上げし、あらゆる物理アタッカーを起点にすることができるため選出率はとても高く、出したほとんどの試合で活躍してくれました。具体的にはブーストエナジーでAが上昇したトドロクツキや竜舞を積んだカイリュー、テラスを切った炎オーガポンなどを対面から起点にすることが可能で、一度鉄壁を積んでしまえば物理では急所以外で突破されることはなくなります。等倍で確定急所の技を放ってくる水ウーラオスにも勝てるように、テラスタイプは水で採用しました。

技構成に関して、鉄壁を積み切ってしまえばカイリューなどもボディプレスで押し切ることができるので、2ウェポン目はボディプレスが通らないハバタクカミに抜群で通るヘビーボンバーを採用しました。Aは無振りですが種族値が140あって、カミに対してヘビーボンバーの威力が120なので大体落とせます。初手こちらランド相手パオジアン対面で威嚇入れてテツノカイナ引き→ヘビーボンバーの流れで何度も相手の後出しカミを無償突破してeasy winを量産しました。

眠るもほぼ必須の技だと思います。残飯だけでは回復が追いつかない場合に緊急回復できたり、相手の残りポケモンが物理だけの場合や数的有利を取った場合などは眠るによって勝ち確の盤面を作り出せます。毒にも耐性があるのがとてもよき。

教えてくれたうドんさん、ありがとう

 

【選出パターン】

ランドロス+テツノカイナ+水オーガポン
基本選出。ガチグマ入りのスタンパには大体これ。

ランドロス+テツノカイナ+テツノドクガ
基本選出その2。ガチグマがいない場合やどくびしっぽいとき。あとキュウコン

・ウーラオス+テツノカイナ+水オーガポン
相手が水オーガポンのときや、眼鏡イーユイをしばきたいとき。カイナ大体いて草

ランドロス+ハバタクカミ+なんか
ツツミがいるとき。鉢巻ランド+眼鏡カミの相性が良すぎる。

・水オーガポン+ランドロス+テツノドクガ
対受けループ。

これ以外の選出も何度かしましたが、基本はこの5パターンで選出してました。

【重いポケモン

・竜舞アンコカイリュー
竜舞だけならカイナで、アンコだけならランドや水ポンで回していればカイリューには基本的に負けませんが、竜舞アンコ両採用のカイリューだけは辛いです。

・ゴーストテラス剣舞ウーラオス
普通のウーラオスはテツノカイナのカモですが、この型だけはボディプレスが通らないので厳しいです。他の物理ポケモンがゴーストテラスするならなんとかなりますが、ウーラオスは鉄壁も無効化してくるので絶望。絶望神アンチホープ

特定のポケモンの特定の型が重いというのはこれくらいで、選出と立ち回り次第でなるべく全てのポケモンに対して勝てるように構築を組みましたが、逆に言えば相手のパーティーにこちらが補完枠で対策しているポケモン(ツツミ、キラフロル、アローラキュウコンなど)がいる場合は選出択になりやすいです。

 

【Special Thanks】

・最強テツノカイナを教えてくれたうドんさん
・神すぎるイラストを描いてくれた匿名希望さん
・最終日通話して励まし合ってくれたもっちゃん、西中
・いつでも通話してくれるとんこつハウスのみんな
・MyGO!!!!!のライブに連れて行ってくれたしゃで。ワイは迷星叫が好き。
・朝ドしてくれるメンバー
・記事を読んでくれたみんな。本当に大感謝です。

匿名希望さんから頂いた神すぎるイラスト

↑構築の6体と僕の好きな色違いワタッコが描かれてる最高のイラスト。描いてくれた匿名希望さんありがとう😭

こうしてみると並びの見た目めっちゃいいですね。ウーラオスとオーガポンの顔が最高すぎる‼️

 

なにか質問がありましたら、(@gerorinpoke)までお願いします。ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。

 

それでは〜

SV シーズン2 最高130位くらい 最終220位(レート2114) 種族値踏み潰しスタン

結果残せなかったので簡単に

f:id:gerorinpoke:20230207091028j:image

【構築経緯】

まず、鋼テラス鉢巻ガブリアスが初手のデカヌチャンに強くセグレイブ、ドラパルト、マスカーニャなどとのテラスじゃんけんも比較的マシに見えたので採用。次に初手の鉢巻ガブが地震でこだわった場合、相手のカイリューに対する引き先が必要なのでHB弱保バンギラスを採用。この型のバンギラスは対面性能が非常に高く初手に出しても必ず仕事ができる上、カイリューに対して比較的安定して後出しができるため選出率は非常に高く、取り巻きはなるべく砂ダメージを受けないポケモンで固めたかった。

3枠目には相手のてんねんやキョジオーンを崩せる高火力の眼鏡持ちが必要になってくる。ミトムかジバコイルの2択だったが、砂ダメージを受けないこと、ガブバンギの2体は対面性能が高いため頑丈持ちで同じく対面性能が高いことを評価してCS頑丈眼鏡ジバコイルを採用した。

ミトムではなくジバコイルを採用した関係上、4枠目には浮いているポケモンが必要となる。よって、現環境で入れない理由がないほどに強力なポケモンであるカイリューを最も汎用性の高いASブーツで採用。

ここまでで相手のあくびループやコノヨザルが重いこと、初手のテラス合戦で負けた場合のケアが効くポケモンがほしいことなどを考えてCSスカーフサーフゴーを採用。

最後にS2で爆発的に増加し対策ができていないと非常にストレスとなるブラッキーカバルドン、受けループを絶対に許さないマンとしてコノヨザルを採用して構築が完成した。

並びのタイプがかなり被っているが、はっきり言ってこのゲームはタイプがあまり関係なく、種族値が高いポケモンがただただ偉いのでタイプ被りはあまり気にならなかった。

 

【単体紹介】

バンギラス

f:id:gerorinpoke:20230207094020j:image

種族値の暴力を体現したポケモン

カイリューに後出しして砂でマルスケを潰し続けることができる唯一無二の性能と、HB弱保の脅威的な対面性能を評価しての採用

HBに特化することで現環境で想定されるあらゆる攻撃を1発は耐えるため、初手に出して有利対面はステロ、不利対面も1発耐えて返しの技+砂で相手を最低1体は持って行く運用法もできるのがとても偉いポイント。具体的には鉢巻ガブリアス地震、鉢巻マスカーニャのトリックフラワー、+2特化カイリュー地震、珠ミミッキュドレインパンチ、サーフゴーのゴールドラッシュ、+1ウルガモスのさざめきなどを確定で耐える。バケモンすぎ。

技構成はカイリューのゴツメに触れたくなかったので冷凍ビーム、ウルガモスミミッキュに撃つ技としてロックブラスト、ステルスロックまでは確定で、ラストは地震、けたぐり、火炎放射で迷ったが鋼テラスタルサザンドラとサーフゴー両方への打点となる火炎放射を採用した。

ガブリアス以外の600族にとても強く、選出率は非常に高かったが遅い4倍持ちなのでドドゲザン対策に巻き込まれてしまうことがたまにあるのがよくないポイント。

 

ガブリアス

f:id:gerorinpoke:20230207094402j:image

構築の軸、種族値高すぎ。先発じゃんけんポケモン

じゃんけんぽん↓

マスカーニャ対面鋼テラスアイヘ

⚪︎トリックフラワー ⚪︎じゃれつく ⚪︎氷テラバースト ×はたきおとす ×とんぼがえり

 

セグレイブ対面鋼テラスアイヘ

⚪︎つららばり △襷地震 ×電気テラス(意味不明!) ×地面テラス地震(ひるめ〜!)

 

ガブリアス対面地震

⚪︎ステロ ⚪︎鋼テラス △地震 △妖テラバースト(鉢巻以外) △妖テラバースト(鉢巻、同速勝ち) ×妖テラバースト(鉢巻、同速負け) ×逆鱗(同速負け、スカーフ)

 

ドラパルト対面鋼テラス地震

⚪︎ドラゴンアロー ⚪︎シャドーボール △とんぼがえり △リフレクター △身代わり鋼テラス ×おにび ×身代わり炎テラス

 

キョジオーン絡みの構築は大体初手にキョジオーンが出てきてテラスしてくるので、初手ガブ合わせてステロ。その後ジバコに引き守られた次のターンにジバコ受けが出てくるのでガブを釣り出し。初手のステロで鉢巻はあまり警戒されないのでキョジオーンが後出しされるが、逆鱗が受からないので勝ち

というルートでキョジオーンを崩せるためステロを採用。とても強かった。

 

ジバコイル

f:id:gerorinpoke:20230207095805j:image

対面最強眼鏡ジバコ

CS頑丈の行動保証により、ラス1に残しても強いしラウドボーンなどに後出ししても強く、ヘイラッシャの地割れなどにも強気に出していける。

言うことがない激強ポケモン

てっていこうせんは最強技。有利対面で撃つと相手のガブリアスが死ぬ。

 

コノヨザル

f:id:gerorinpoke:20230207100510j:image

調整

H:16n+1(残飯回復量意識)

A:+1ドレインパンチで無振りサザンドラ確定、+1 150ふんどでH振りロトム中乱数

S:最速

BD:余り

 

あまり変哲のない残飯コノヨザル。強いて言うならA振りは珍しいかも?

催眠と受けループを一体で対策してくれる最高のポケモン。今作はレヒレがおらずブラッキーの不快指数が非常に高いため、対策しておくとストレスが減るのでよき。

 

カイリュー

f:id:gerorinpoke:20230207101856j:image

最初はゴツメで使っていたが、ASブーツにしてから選出率が飛躍的に上がったポケモン。教えてくれたすずまるありがとう。このポケモンは現環境で性能が飛び抜けて高いため、選出していける型にするのが大事だと感じた。意地ASでも特性によってほとんどの攻撃を1発耐えるので、詰め性能が非常に高かった。バンギラスと組んでいるため砂が邪魔になりそうに見えるが、実際はカイリューを出す頃には砂が切れていたり、砂はターン終了時に入るのでマルスケで一発耐えてから喰らうのでほとんど関係ない。

準速まで振って逆鱗を持たせることで、ミラーではほとんど負けなかった。

 

サーフゴー

f:id:gerorinpoke:20230207102445j:image

最速スカーフの鋼テラスで採用。こちらのバンギと相手のサーフゴーが対面した時はよくサーフゴーを後出ししていた。やばすぎ!

技構成は格闘テラバーストを入れることも考えたが、どうせ初手のガブでテラスを切るので活きる場面が少ないと感じ、立ち回りに柔軟性が生まれる自己再生にした。

正直強かった。キモいとか言ってごめん。

 

【選出】

ガブリアス+バンギラス+カイリュー

基本選出、合計種族値1860。種族値が異常に高いので、迷ったらこれを出しておけばとりあえず試合にならないということはない(勝ち負けは置いといて)

 

ガブリアス+カイリュー+サーフゴー

基本選出その2 バンギの役割対象が少ない時やスカーフがほしい時に

 

ガブリアス+ジバコイル+(コノヨザルorサーフゴー)

受け寄りのパーティー相手に出していく。ステロ+鉢巻+眼鏡で全てを破壊。

 

バンギラス+ジバコイル+(カイリューorサーフゴー)

相手に地面がいないときはジバコが調子に乗る。初手バンギで数的有利を取ってジバコイルでそれを引き継ぎ、ラス1で詰める。究極対面選出(アルティメット・メノマエパンチと読む)。交換ボタン無し。

 

【敗因】

・相手のセグレイブが強すぎる

・初手のテラスじゃんけんがしょうもない。テラスじゃんけんを回避できる構築を組もうとすると構築のパワーが落ちてしまうので、もう噛み合いゲーをしたほうがマシという結論にしか辿り着けなかった僕が弱い。

 

結果は最終日2romとも最高130位くらい、130〜700位くらいで10時間ほど戦い続け、先に気力が尽きて終了

今見ても構築に納得いってない、パラドックス環境は頑張りたい

ウー

 

剣盾S18最終レート2033(90位) 【新・防寒対策!? ドラパレヒレエーーン ver.2】パーティー紹介

こんにちは、げろりんと申す者です

今回は剣盾シングルバトルシーズン18において最終90位を達成することができたので、使用パーティーを紹介していきたいと思います

 

f:id:gerorinpoke:20210601103756j:image

かなり対面寄りな構築なので、対面構築が好きな方はぜひぜひ読んでいただけると嬉しいです

 

f:id:gerorinpoke:20210601114330j:image

TN 氷の人形 最終レート2033 最終90位

 

【構築経緯】

S14で身内のとんこちゃん(@tonkotsu_SIF)が最終37位を達成したパーティーを元に構築を組み始めました

 

http://tonkotsu-poke.hatenablog.com/entry/2021/02/01/110233

参考元の記事(掲載許可はいただいております)

 

僕もS14から参考元のパーティーを使っていたのですが、ドラパルト、カプ・レヒレ、エースバーンの3体は当時から非常に強力な基本選出であると感じていたのでそのまま採用し、基本選出のドラパレヒレエーーンを通す上で障害となってくるポケモンや戦術の対策に残りの3枠を割きました。鉢巻ドラパ、スカーフレヒレ、チョッキエースバーンの3体を選出した場合に不利になってしまうポケモンや戦術のうち遭遇率が高いものとして挙げられるのは

 

①相手のエースバーン、サンダー、ランドロスの「初手ダイマックス」

ウツロイドテッカグヤカプ・レヒレ

③受けループ、受けサイクル

 

の3つなので、まずは①のうちサンダー、ランドロスの初手ダイマックスをパーティーに存在するだけで強く抑制することができる輝石ポリゴン2を採用、次に②の3体に対して非常に強く受け構築に対してもそこそこ強い眼鏡ジバコイルを採用、最後にエースバーンの初手ダイマックスへの牽制になったり受け構築に強く出ることができるASラムドサイドンを組み込んで、本構築が完成しました

 

 

【単体紹介】

f:id:gerorinpoke:20210601115332j:image

ドラパルト

 

特性:クリアボディ

持ち物:こだわりハチマキ

性格:ようき

努力値:AS252 D4

実数値:163-172-95-108-96-213

技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/とんぼがえり/だいもんじ

 

本構築のエース、鉢巻ドラパルトです

初手に出して高い素早さから高火力のドラゴンアローを押し付けていくわかりやすい強さで多くのeasy  winを生み出してきたMVP。ドラパルトというポケモンの型がとても多いため相手の裏にフェアリーがいても初手から引かれることが少なく、不利対面でもとんぼ返りから後述のカプ・レヒレに繋ぐことができるため非常に先発性能が高いポケモンで、ドラパルトに対してよく後出しされるポケモンであるバンギラスポリゴン2も環境のサンダーを意識してHD方面に厚く振っていることが多く、それらのポケモンをドラゴンアロー2発で粉砕して対戦中に踊り出したこともよくありました。

このドラパルトで初手にどれだけアドを取ることができるかが勝敗に大きく関わってくるため、初手に出されやすい強力なダイジェット使い(エースバーン、サンダー、ランドロス)の初手ダイマックスを抑制するポケモンを構築に入れておくことで真価を発揮するポケモンだと感じました。

 

選出率1位

 

エースバーン

f:id:gerorinpoke:20210601122103j:image

特性:リベロ

持ち物:とつげきチョッキ

性格:ようき

努力値:AS252 D4

実数値:155-168-95-×-96-188

技構成:かえんボール/とびひざげり/ギガインパクト/ふいうち

 

ドラパルトを使う上で必ず意識しなければならないミミッキュの対策を汎用性を保ったままできる、技さえ外さなければ最強のポケモン

努力値はASぶっぱ、ミラー意識で最速の普通のエースバーンです

持ち物、技構成に関してですが、とつげきチョッキギガインパクトを採用することによりサンダーと撃ち合うことができるようになり、他にも1.5倍の特殊耐久が活きる場面がかなり多かったので、絶対に腐らない持ち物としてとつげきチョッキは非常に優秀でした。不意打ちでのスイープ性能も高く、チョッキエースバーンの技構成はこれで完結しているように思います

 

選出率3位

 

 

ポリゴン2

f:id:gerorinpoke:20210601160849j:image

特性:トレース

持ち物:しんかのきせき

性格:ずぶとい

努力値:HB252 D4

実数値:192-90-156-125-116-80

技構成:イカサマ/ほうでん/れいとうビーム/じこさいせい

 

HBポリ2です

このポケモンが選出画面に存在するだけで相手のサンダー、ランドロスは初手ダイマックスを切りにくくなるので、それらとドラパルトが対面した場合でも安心して鉢巻ドラゴンアローを押していけるように採用しました

完全に見せポケで、最終日は1度しか選出しなかったので、どうせ出さないのならもっと別の型にしてもよかったかもしれません

 

選出率6位

 

 

ジバコイル

f:id:gerorinpoke:20210601161735j:image

特性:アナライズ

持ち物:こだわりメガネ

性格:ひかえめ

努力値:H236-B4-C236-D12-S20

実数値:175-×-136-198-112-83

調整意図 H:16n-1 C:11n S:無振りバンギラス+2 BD:余り

技構成:10まんボルト/てっていこうせん/ラスターカノン/ボルトチェンジ

 

HC眼鏡ジバコイルです、基本選出で重かったカプ・レヒレテッカグヤの対策として採用しました。

アナライズでも下から1発殴るより上から2発殴るほうがいいと思ったのでSに少し振って、残りを最大限に特攻に回した火力バカで、レヒレに受け出してラスカノを撃つと相手の交換先ランドロスが一撃で落ちてそのまま勝ちということや初手カバルドンを眼鏡てっていこうせんで一撃で破壊することも多くありました。最高のポケモン

 

選出率4位

 

 

カプ・レヒレ

f:id:gerorinpoke:20210601163036j:image

特性:ミストメイカ

持ち物:こだわりスカーフ

性格:おくびょう

努力値:CS252 H4

実数値:146-×-135-147-150-150

技構成:なみのり/ムーンフォース/れいとうビーム/トリック

 

スカーフレヒレです。現環境最強クラスのポケモンであるウーラオスは選出画面でタイプがわからず火力も高いため上から処理するルートが最も安定すると思い、またドラパルトのとんぼがえりの引き先としてとても優秀なので採用しました

火力が欲しい場面もありましたが、ドラパルトや+1カイリュー、最速でない+1ランドロスを何度も止めてきたことを考えると性格はおくびょうで間違いなかったと思います。

トリックもダイウォールの媒体になったり耐久ポケモンにスカーフを押しつけて機能停止に追い込んだりと非常に有用でした。技構成はこれで完結していると思います。

特性のミストメイカーとドラパルトの相性が悪いように感じますが、あまりミストフィールド下でドラパルトがドラゴンアローを撃つことがないこと、あくびループを切れること、後述のドサイドンと相性がいいことを考えてミストメイカーで採用しました。初手ドラパゴリラ対面はとんぼレヒレ安定です。

 

選出率2位

 

 

ドサイドン

f:id:gerorinpoke:20210601164032j:image

特性:ハードロック

持ち物:ラムのみ

性格:いじっぱり

努力値:AS252 H4

実数値:191-211-150-×-75-92

技構成:じしん/ロックブラスト/ほのおのパンチ/つるぎのまい

 

ASラムドサイドンです。主な採用理由はパーティーに存在することによる相手のエースバーンの初手ダイマックス抑制と受け構築に強いことですが、それ以外の場面でも予想以上に活躍してくれました

相手の受け構築にヌオーがいない場合はこのポケモン1体で崩すことができ、ヌオーがいた場合でも1サイクル目に地震を当てればアッキかオボンを消費させられるので、2サイクル目以降はドサイドンを受けられない状況を作ることができます

また持ち物ですが、相手のどくびしやあくびループをカットできるためラムのみを持たせましたが、カプ・レヒレのミストメイカーをうまく絡めればラムのみが無くても良かったので、いのちのたまなどのアイテムを持たせてもよかったかもしれません

 

選出率5位

 

 

【重いポケモン

f:id:gerorinpoke:20210601165152j:image

カプ・コケコ

草結びがあるとドサイドンでも勝てず、エースバーンかジバコイルで対面からぶん殴ろうとしてもボルトチェンジで逃げられるのでかなりきついです

 

f:id:gerorinpoke:20210601165253p:image

ブリザポス

パーティーポケモンが軒並み耐久無振りなので高耐久高火力のポケモン自体がかなりきついのですが、その中でもブリザポスは特に重く、トリックルームなどを絡められてしまうと対処するのが相当難しいです

 

デデンネ

f:id:gerorinpoke:20210601165504p:image

最終日の朝4時頃、あなをほるデデンネの初手ダイマックスにジバコとレヒレを持っていかれてほぼ何もできずに負け、撤退を覚悟しました

f:id:gerorinpoke:20210601165944j:image

 

 

【Special  thanks】

・記事の掲載許可をくれたとんこちゃん

・最終日通話してお互い最後まで潜り続けた佐藤。正直これがなかったらデデンネに負けた時に萎えて撤退してたと思う、がちで感謝

・色違いドラパルト、エースバーン、ポリゴン2ドサイドンをくれたムラオさん

・色違いジバコイルをくれたぐらんさん

・アイコンを描いてくれたおくらぽけ

・応援してくれたみんな

・記事を読んでくれたみんな

 

ポケモンの処理ルートなど、詳しいことは書くととても記事が長くなってしまうので、何かありましたら(@gerorinpoke)までお願いします

 

 

余談ですが、TN「氷の人形」はRe:ゼロから始める異世界生活という小説、アニメにおいて、詳しい経緯は去年放送されたアニメ2期や小説版で確認してほしいのですが、森の中で100年ほど氷漬けになっていたヒロインのエミリアを指しています

f:id:gerorinpoke:20210601172749j:image

また、同アニメ2期の後期EDで、エミリアの心情を丁寧に表現した曲「Believe in you」の歌詞においても使われている表現で、こちらはとてもオススメなのでここまで記事を読んでくださった方は帰る前にぜひ一度聴いてみてくださると嬉しいです

 

https://youtu.be/z63zCfGJ-Mc

 

 

それでは〜

 

 

S15 最高2023 最終宇宙 不死鳥Ⅱ型サイクル

f:id:gerorinpoke:20210301181312p:image

 

結果残せなかったのでメモ程度に、めちゃくちゃ読みにくいと思いますがごめんなさい…

 

【コンセプト】

今期は異常な数値を持つ伝説ポケモンの解禁によって、普段のように汎用性を持たせた一般ポケモンで固めても種族値の暴力に太刀打ちできないことが多いと感じたので、こちらの使用できる伝説枠1体を含む基本選出3体を環境に多い7割型のパーティーにぶつけ、基本選出で勝てない伝説ポケモンに対して残りの3枠で多少露骨でもいいのでピンポイントな対策を敷くのが一番強そうだと考えた。まず最初に目をつけたのが最速スカーフランドロスで、伝説ポケモンの中でも特に採用率の高いザシアンとムゲンダイナに対して上から高火力で一致弱点を突いていけるため採用。スカーフランドロスを採用する上でとんぼがえりの引き先が必要なので、特性の再生力でサイクル適性があり同じくザシアンに強いホウオウを伝説枠として採用。ここまでで重い環境上位であるサンダーに対して後出しが安定するHDポリゴン2を採用し、この3体を基本選出とした。

ここから残りの3枠は基本選出で重い伝説の対策枠に使った。まずはカイオーガに対して強いトリトドン、次にゼルネアスに対して強いチョッキメタグロス、最後に環境に多い受けループやコスモパワームゲンダイナに勝てる鉢巻悪ウーラオスを採用して本構築が完成した。途中ラプラスとかレジエレキも採用してたんだけど、最終的に抜けちゃった…

結果的に最終盤の伝説枠はザシアン、ムゲンダイナ、イベルタルカイオーガ、黒バドレックスの数が極めて多く、他の伝説枠はほぼ無視できるほどの数しかいなかったため、カイオーガ以外に対して対応できる基本選出3体の選出をすることが8割以上だった。

 

 

【単体紹介】

ホウオウ

f:id:gerorinpoke:20210301181707j:image

H:3n

HB:A+1 222ザシアンのワイルドボルト高乱数耐え

A:できるだけ高く

S:最遅ポリゴン2のS実数値58×2+1

 

聖なる炎がとにかく強かった、A130から一致威力100を50%火傷のおまけつきで撃てる。これが毎サイクル飛んでくるのは僕なら鬱病になる。

とか言ったけど火傷をおまけ程度に考えていたのは最初だけで、焼く前提で撃ってたことも多い。最低の男。

伝説ポケモン種族値の暴力ともいえる特殊耐久はD4振りで実数値が脅威の175、これはサンダーの珠10万ボルトで7割程度しか削れない異次元の硬さで、ダイマすればカイオーガの攻撃も耐える。バケモン。

基本選出のランド+ホウオウ+ポリ2でヌオーを突破できない事態を防ぐためにギガドレインを採用した。H振りヌオーに9割くらい。これでeasy取れる試合も多かった。

このポケモンの耐久面は言うまでもなく優秀だが、火力面も大きな長所であるため、それを最大限に活かせる意地ダイジェット型を採用。S1段階上昇でサンダーくらいなら抜け、A実数値183からの一致140ダイジェットなので火力指数もめちゃくちゃ高い。これにより自身が強力な詰め筋になることもできた。

また、Sを最遅ポリ2(58)×2+1=117にすることで、ポリゴン2のスピードスワップを最大限に活かすことができる。ダイジェット2回や特性によって素早さが倍増したポケモンをホウオウで上から叩けるため、ポリゴン2との並びで対応できるポケモンがとても増えた。(ネクロズマガマゲロゲドリュウズ、その他ダイジェット勢など)このポケモンは単体でも十二分に強いが後述のランドロスポリゴン2と組み合わせることで真価を発揮すると感じた。

再生力も優秀すぎる。このポケモンは全てが優秀。唯一の欠点は岩4倍なため持ち物がブーツで固定されてしまうことくらいかな。

 

 

悪ウーちゃん

f:id:gerorinpoke:20210301183112j:image

陽気ASぶっぱ

受けループに強いため入れた。実際はムゲンダイナやエアームドに暗黒強打のPPを枯らされて台パンすることも多かった、なんてこった。

普通に強いけどランド+ホウオウ+ポリ2の選出を優先することが多く、あまり選出したことはなかった。

 

 

霊獣ランド

f:id:gerorinpoke:20210301183442j:image

ASぶっぱ

最速スカーフ。つよい

最速スカーフにすることでザシアンの上から地震を撃てる。また、初手に出して威嚇を入れスカーフとんぼでホウオウやポリ2に繋ぐ動きが非常に強力。ホウオウは文字通り規格外の特殊耐久を持ち、ポリゴン2もHD特化なので特殊方面でサイクルが突破されることはほぼ無く、威嚇によって物理方面の後出しもほぼ安定する(ウーラオス除く)。1ターン目に安定行動が存在するのがとてもよかった(ウーラオス除く)。

問題点は初手ランドミラーで先にとんぼしちゃうこと、しょうがないけど。あとウーラオス

 

 

 

トリトドンf:id:gerorinpoke:20210301195138j:image

HDぶっぱ

ホウオウを使う上で必ず対策しなければならないカイオーガ受け。考察不足枠。

受けられることと珠破壊光線Zや瞑想で逆に突破されることが7:3くらいだった。技構成もテキトーすぎる、なんだこりゃ

実はS無振りで最遅ポリ2+1。活きたことはなかったけど運命かもしれない。

 

 

 

メタグロス

f:id:gerorinpoke:20210302063002j:image

HAチョッキ。ゼルネアス、ムゲンダイナ、白バドレックス対策。最初からずっと採用してた。

対応範囲が狭いので選出率は低かったけど、伝説にピンポイントで強いから出せる場面で出すだけで十分強かった。ヌオーがとにかく嫌いなので草結び採用、8割くらい。

 

 

 

多辺獣Ⅱ型

f:id:gerorinpoke:20210301200604j:image

HDぶっぱ最遅

超火力の伝説が多く少しでも耐久を妥協したくなかったのでHPも192。技構成はネクロズマやバドレックスに撃てるイカサマ、ランドミラーでとんぼして剣舞されてもいいようにトレース冷B、再生、最後に最強技スピードスワップ

まじで強かった、最強のポケモンすぎる。ホウオウとテッカグヤの対面ができた時はダイロックが怖いので一度ポリ2に引いていた。苦手な積みポケモンに対してもスピードスワップによってSを操作してホウオウで上から叩くことができるので立ち回りに柔軟性が生まれた。ホウオウと並んで選出率は非常に高く、同時にTOD量産機でもあった。

 

 

 

 

【重いポケモン

ウーラオス やばすぎ

 

カイオーガ トリトドンいてもきつい

 

氷のヒヒダルマ 岩技持ちがきつい

 

ヒードラン 挑発やめて

 

サンダー 実は耐久サンダーの突破手段がない。ホウオウかポリ2でTODすれば勝てるけどきつい。

 

イベルタル 絶対初手に来るのでホウオウ合わせて初手ダイジェットで強引に処理。裏から来るときつい。

 

 

 

【Special  thanks】

・序盤から最終日までお互いに高めあってほぼ同時に2000乗って喜び合えたさとぅー。おかげで最後までモチベ維持できた。色違いホウオウまでもらった。がちで感謝。

 

 

・何度もポ通したとんこ、来季もよろしくな。

 

・何度もポ通したムラオさん、途中構築使ってくれてありがとう〜! 回してて楽しかったって言われてとても嬉しかった。

 

・何度もポ通した西中。葉桜優勝おめでとう!

 

・応援してくれたみんな まじでありがとう

 

今期(3月シーズン)は前半が自動車免許合宿、後半新居に引越しって2大イベントがあって途中あんま潜れないかもしれないけど、最終盤は時間あるから頑張りたい。モチベもあるし!

 

 

S12 最高2014 最終-5000

f:id:gerorinpoke:20201201115948j:image

これ

 

コンセプトはレジエレキ通したい→相手の地面が邪魔→そこに強いウオノラゴンとゴリラで負担をかけ、先に地面を破壊できればレジエレキ、先に裏を破壊できればそのままウオノラゴンorゴリラを通すって感じ

 

ナット重すぎ、陰キャに弱すぎ

地面いるのに平気でレジエレキ出す自分のプレイングもどうにかしてた、処理するまでレジエレキが一切動けない

そもそも眼鏡鉢巻両採用なのに陰キャに弱いってなんやねん、僕の組み方が下手すぎる

来期は頑張りたい…最終日大晦日だけど

 

 

 

S9 最高2079 最終2024(163位) 暗黒式ニャヒドラパ

並びだけ

 

f:id:gerorinpoke:20210301220811j:image

 

↑ドラパの技ミス、電磁波→竜舞

 

軸は前期と同じく悪ウーラオスヒートロトムのサイクルに@1としてゴリランダーorミミッキュ

ここで、前期の構築だとエースバーンとゴリランダーが若干重かったのでそこに強いニャヒート+ドラパルトを採用

 

 

新たに採用した2体の単体紹介

ニャヒート

f:id:gerorinpoke:20210314153440j:image

ニャヒートガオガエンと違い炎単タイプなので、エースバーンに対してかなり安心して受け出すことができ、威嚇+後攻すてゼリフによってAを2段階下げた状態でドラパルトに繋ぐことができるため、ニャヒートの採用によってドラパルトで竜舞から全抜きという強い勝ち筋を追うことができるパーティーになった。

S種族値がせっかく90もあるので、後攻すてゼリフにこだわってS個体値を下げたり下降補正をかけたりせず、遅いゴリランダーなどを抜けるようにそのままの数値にしている。これによって思わぬところで挑発が刺さることも少なくなかった。

 

ドラパルト

f:id:gerorinpoke:20210314154231j:image

ニャヒートから繋ぐポケモン。前期のパーティーだと多少重かったエースバーンやゴリランダーに対してある程度強いポケモンを探していたところ辿り着いた。ニャヒートを選出できなかった場合でもサイクルに参加できるようにとんぼがえりを採用し、最低限の汎用性を持たせてある。ニャヒート+ドラパルトの選出だとトゲキッスがかなり重いため、相手のパーティーにエースバーン、ゴリランダー、トゲキッスと並んでいた場合最後の枠はミミッキュヒートロトムのことが多かった。

 

 

 

結果は2079(最終日4時に30位)から最後溶かして終わり、えーん

 

剣盾S8最終レート2128(42位)【暗黒式攻めサイクル】パーティー紹介

 

超お久しぶりです、げろりんです

2年間の暗黒時代を経てようやくポケモンに復帰し、最終42位と結果を残すことができたので使用パーティーを紹介していきたいと思います

攻め寄りのサイクルを好んで使っている方は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです

 

f:id:gerorinpoke:20200802170151j:image

もし使ってみたい方がいたらどうぞ!

 

f:id:gerorinpoke:20200801114227j:image

TN げろりん 最終42位 最終レート2128

 

 

【構築経緯】

僕の得意な戦術は、とんボルチェンによる対面操作を利用した攻めサイクルなので、最初に攻めサイクルを組むことに決めました

まずは超火力かつ一貫性が高く、能力上昇や壁を無視する悪技を高い素早さから放つことができ、とんぼがえりを扱える、こだわりスカーフ持ちのウーラオス(いちげきのかた)を軸として採用、次にボルトチェンジ使いの相方として、同じく火力、耐久共に高水準で、ミミッキュに対して下からボルトチェンジを撃つことができるこだわりメガネ持ちのヒートロトムを選び、主力となるウーラオス-ヒートロトムのサイクルが完成しました。

 

次に取り巻きですが、この2体のサイクルで重い耐久の高い水タイプやカバルドンに対して選出画面で圧力をかけられ、超高火力でサイクル破壊性能の高いこだわりハチマキ持ちのゴリランダーを採用しました。

 

このように初めにこだわり持ちのサイクル特化ポケモン3体が決まり、残りは環境の対策枠として、まず流行りの戦術の中でも群を抜いて強力な、ダウンロードポリゴン2の初手ダイマックスに対して先発のとんボルチェンから後出ししてターンを枯らすことができ、また上3体のサイクルの中で削れた相手に対して絶大な抜き性能を発揮する、いのちのたま持ちのミミッキュを4体目に選びました。

 

そして最後はここまでで対策の薄いポケモンとして挙げられる、対策必須の使用率1位、エースバーンへの対策枠に2枠使っています。

基本的にエースバーン対策として有効と考えられるのは

①対面性能が高いポケモンで固めて対面処理をすること

②耐久数値の高いポケモンや威嚇持ちのポケモンを受け出して、ダイマックスを枯らすこと

なので、今回は②を選びました。

よって、物理型のエースバーンに比較的安定して後出しできるアッキのみ持ちカバルドン、上記5体で少し重いゴリランダーに対して後出しができ、とんぼがえりによってウーラオスを無償降臨させることができるオボンのみ持ちのガオガエンを最後の2体に組み込んで、本構築が完成しました。

 

 

【単体紹介】

 

f:id:gerorinpoke:20200801050830j:image

ウーラオス(いちげきのかた)

特性:ふかしのこぶし

持ち物:こだわりスカーフ

性格:いじっぱり

努力値:AS252 B4

実数値:175-200-121-×-80-149

技構成:あんこくきょうだ/インファイト/かみなりパンチ/とんぼがえり

 

本構築のMVP、一撃ウーラオスです

非常に強力な専用技のあんこくきょうだは火力、一貫性共にトップクラスで、例えて言うなら7世代のゴーストZギルガルドでZ技を連打しているような使用感でした。壁や能力上昇を無視できる確定急所に加え、現環境に存在するフェアリータイプに高耐久がほとんどいないため、有利対面を作れば何も考えずにあんこくきょうだを撃つだけで十分強いポケモンです。

技構成はあんこくきょうだ、インファイト、とんぼがえりは確定として、ラスト1枠は受けループに多いアーマーガアやエアームドドヒドイデをあんこくきょうだ+ダイサンダーで高乱数で倒すことができるかみなりパンチを選びました。また、上記のポケモンがダイサンダーに合わせてダイマックスしてきた場合でも、次ターン以降にダイウォールを貫通する巨大一撃を放つことで相手がダイマックスしていて回復技がないうちにゴリ押していけるため、受けサイクルに対して非常に強いです。

性格は、

①上記の受けポケモンをあんこくきょうだ+ダイサンダーで突破できること

ダイマックスした無振りドラパルトに対してスカーフ特化あんこくきょうだを撃つことで珠ダメージ圏内まで削ることができること

③無振りエースバーンが特化あんこくきょうだで中乱数なので、初手の一撃でeasy winを決められる可能性があること

④Sに補正をかけなくても実数値で最速80族(トゲキッス)や81族(ギャラドス)を抜いており、ダイジェットを1回積まれた後も上から行動できること

 

を考慮して、いじっぱりで採用しました。

一撃ウーラオスは見せ合いで一見刺さっていないように見えてもとりあえず出せば活躍してくれるポケモンで、パーティーの軸でもあるため、かなり積極的に選出していきました。

 

選出率1位

 

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801052340j:image

カバルドン

特性:すなおこし

持ち物:アッキのみ

性格:わんぱく

努力値:HB252 A4

実数値:215-133-187-×-92-67

技構成:じしん/ボディプレス/ヘビーボンバー/なまける

 

前期あいまるさん(@Aimaru4218)が使用していたアッキHBカバルドンをそのままパクりました。基本的にエースバーン対策ですが、どちらかというと見せポケの意味合いが強く、パッチラゴンやミミッキュなどの役割対象がかなり多い時を除いて選出したことはほとんどありませんでした。

相手の受けポケモンに対して何もできないので、ボディプレスの枠はあくびにしてもいいかもしれませんね。

 

選出率6位

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801055556j:image

ゴリランダー

特性:グラスメイカ

持ち物:こだわりハチマキ

性格:いじっぱり

努力値:H124-A252-B4-D4-S124

実数値:191-194-111-×-91-121

技構成:ウッドハンマー/グラススライダー/はたきおとす/ばかぢから

 

異次元火力のインチキゴリラです、個人的にはエースバーン以上にこのポケモンの方が理不尽レベルが高いような気がします。

持ち物はグラススライダーでエースバーンを確定2発にできるほどの超火力を実現できるこだわりハチマキ、技構成はこの4つに加えてパーティーコンセプトに合うとんぼがえり、苦手なウインディに対して交換読みで撃てる10まんばりきを含む6つで散々悩み、何度も入れ替えては試行錯誤を繰り返していましたが、最終的には有利対面から全てを破壊する火力を捻り出せるウッドハンマー、宇宙最強技グラススライダー、中間択として最も安定するはたきおとす、ナットレイを一撃で破壊できポリゴン2対面でダイナックルを撃つことのできるばかぢからの技構成に落ち着きました。

努力値配分は、Aは特化、HPを16n-1に調整して最低限の耐久を確保しつつ、残りを最大限Sに振ってウッドハンマーを上から撃てる範囲を広くしました。

なお、シーズンが終わってから気付いてしまったのですが、自身の特性によって貼られるグラスフィールドの回復効果を考えると、HP実数値を1引き上げて192(16n)にした方が明らかにいいです、ゴリランダーを育成する予定のある方は注意してください…

 

選出率4位

 

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801061145j:image

ヒートロトム

特性:ふゆう

持ち物:こだわりメガネ

性格:ひかえめ

努力値:HC252 D4

実数値:157-×-127-172-128-106

技構成:オーバーヒート/10まんボルト/ボルトチェンジ/トリック

 

HC眼鏡ヒートロトムです

この型のヒートロトムは汎用性が非常に高く、相手を選ばずに選出していけるため選出率はとても高かったです。持ち物は、電気技無効が存在しないパーティーが多い現環境で高火力のボルトチェンジを安定して放てるこだわりメガネ、技構成はオーバーヒート、10まんボルトボルトチェンジまでは確定で、最後は耐久ポケモンに対してこだわりメガネを押し付けて機能停止を狙えたり、ダイウォールの媒体にすることもできるトリックを選びました、この枠はドラパルトに対して撃つことができるあくのはどうなども候補になると思います。

 

選出率2位

 

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801064601j:image

ミミッキュ

特性:ばけのかわ

持ち物:いのちのたま

性格:ようき

努力値:AS252 H4

実数値:131-142-100-×-125-162

技構成:ゴーストダイブ/じゃれつく/かげうち/つるぎのまい

 

剣盾最初期によく見られたAS珠ミミッキュです。ウーラオス-ヒートロトムのサイクルで相手を削った後に繰り出して抜いていく仕事を任せたかったので、持ち物はアッキのみ持ちではなくいのちのたまを持った最速個体を選びました。

ミミッキュは元々D方面の耐久が高く、無振りでもポリゴン2の初手ダイマックスに対して後出ししてターンを枯らすことができるので、結果的にこの型で良かったと思います。

技構成に関してですが、いのちのたまミミッキュはこの技構成で完結しており、特に言うことはありません。強いて言うならゴーストダイブの枠をシャドークローにしてもいいかもしれません。

 

選出率3位

 

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801070608j:image

ガオガエン

特性:いかく

持ち物:オボンのみ

性格:のんき

努力値:H244-A36-B140-C4-D84

実数値:201-140-140-101-121-72

技構成:しっとのほのお/DDラリアット/とんぼがえり/ちょうはつ

 

鎧の孤島で新規習得したしっとのほのおを採用したHBガオガエンです。しっとのほのおは威力70命中100の特殊炎技、相手のポケモンがそのターンに能力が上昇していた場合、確定でやけど状態にすることができるという効果を持っていて、ダイマックスで能力を上げてくる物理アタッカーに対して特に有効です。具体的にはエースバーン、パッチラゴン、カビゴンなどですね。

努力値調整は、HBをA-1エースバーンのダイジェット+ダイナックルを高乱数耐え、残りをACDに回しています。

 

(読者の方から指摘されて気付いたのですが、上の努力値調整は間違っており、普通にエースバーンの珠ダイジェット+ダイナックルで突破されることが判明しました。気付かずにずっと使っていたのだと考えると恐ろしいです、下手に調整しようとすると痛い目を見るので、素直にHBぶっぱで使いましょう……)

 

性格は、しっとのほのおが特殊技であることやなるべく下からとんぼがえりをしたいこと、素早さに下降補正をかけても無振りカバルドンを抜いているため上からちょうはつが撃てることを考えてのんきを選択しました。

また技構成ですが、本構築には積みポケモンミミッキュのみですてゼリフがあまり有用に働かないこと、ドラパルト、エースバーンあたりのきあいのタスキミミッキュのばけのかわを潰したいことを考えて、交換技にはすてゼリフではなくとんぼがえりを採用しました。

威嚇の存在から腐りにくく、選出画面で苦手なゴリランダーに圧力をかける仕事や後攻とんぼがえりから一撃ウーラオスに繋ぐ動きがとても強力で、出した試合は全て活躍してくれたポケモンです。

 

選出率5位

 

 

 

【重いポケモン

f:id:gerorinpoke:20200801074621j:image

ウーラオス(れんげきのかた)

 

ゴリランダーでしか対処ができません、最終日に某氏の連撃ウーラオスに初手3タテを喰らってSwitchを食べました

 

 

f:id:gerorinpoke:20200801074954p:image

ピクシー

 

パーティーの軸が一撃ウーラオスなので、物理耐久の高いフェアリータイプはかなりきついです

特にピクシーは瞑想やコスモパワーを積むことでヒートロトムも受けられてしまうため、手がつけられなくなる前にうまいことゴリラを出してぶん殴るしかありません

 

 

サダイジャ

最終日3日前、12219位の初手サダイジャに3タテされてその後お風呂で40分泣きました

サダイジャの画像を見るだけでイライラするのでここに画像は貼りません

 

 

 

 

 

最後に、僕が最終順位を意識して最終日にガチで潜ったのは今シーズンが初めてですが、一戦一戦の緊張感が尋常ではなく、また対戦中以外にも常に順位を確認して一喜一憂していたので、9時を回ってからドッと疲れが出て爆睡してしまいました。この最終日を何シーズンも経験して、結果を残している方々は本当にすごいと思います。僕も余裕があれば今後も積極的に最終日の順位争いに参加していきたいと思っていますが、少なくともあと2ヶ月くらいはまったりプレイしていると思います(とか言って思いっきり潜っててもなんだこいつ……みたいな目では見ないでください >_<)

 

余談ですが、本構築の名前【暗黒式攻めサイクル】は構築の軸である暗黒ウーラオスと、僕が受験でポケモンに触れることのできなかった暗黒の2年間を合わせてつけました。なぜ受験が2年間なのかはご想像にお任せします。

 

ポケモンの対処法など、書きたいことはたくさんあるのですが記事がとても長くなってしまうため割愛したことも多いので、何か質問がありましたら(@gerorinpoke)までお願いします。